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問題が解けるからといって理解しているわけではない。
問題が解けるからといって活用できるわけではない。
6歳(新小1)息子を見ていると、つくづくそう思います。
例えば、「500」と「100」どっちが大きい?と聞くと・・・
息子「簡単じゃーん!500だよ」
って答えるのに、スーパーで500円もっているのに、100円の物が買えるかどうか分からないんですよね・・・なんなんだろう・・・
ってことで、お金を使って1年生の学習範囲にある「おおきいかず」と、「位」の概念について勉強してみることにしました。
1円と10円と100円のみ使う
5円・50円・500円が混ざると非常に面倒になるので、1円・10円・100円のみ使います。そして、9枚以下の枚数を使います。
私のお財布に入っている、これら3種類の小銭をバラバラっと出して、
私「いくらあるか数えてー!」
と息子に数えてもらいます。
その時に使うのがこの紙。
100えん 〇コで 〇えん
10えん 〇コで 〇えん
1えん 〇コで 〇えん
〇コで「位」の意味が薄々分かってくれたらな、と。
〇えんで、100の塊、10の塊、1の塊の意味が薄々分かってくれたらな、と。
最後に、100えん〇コの部屋、10えん〇コの部屋、1えん〇コの部屋、にそれぞれ「位」の数字を書き込むことによって、「いくらあるのか」が分かる紙を作ってみました。
お金の種類ごとに並べる
親としては、お金を数えるときに同じ種類のお金を並べて欲しいじゃないですか。
だけどそうはいかないんですよね・・・
この紙に数字を埋めるためには、100円が何個あればいいのか数えるだけでいいから、種類ごとに並べなくてもいいわけで。ドリルやワークも、バラバラに書かれている花や鳥の絵を数えさせるのもが多いだけに、並べた方が数えやすいという概念がないようですorz
私「お金は同じものを並べて数えた方が分かりやすいよ」
とアドバイスしても無視されます・・・
点と点が線にならない
100円・10円・1円がそれぞれ何個あるか数えてもらい、それぞれの単位でいくらあるのかも考えてもらいました。
100円が9コあることが分かった。
100円が9コで900円であることも分かった。
10円が6コあることが分かった。
10円が6コで60円であることも分かった。
1円が8コあることが分かった。
1円が8コで8円であることも分かった。
100えんの部屋、10えんの部屋、1えんの部屋、それぞれに何個あるのかの数字も書いてもらい、「9 6 8 えん」であることが分かった!
私「さぁ!全部でいくらある?」
息子「わかんなーい!!」
私(ガックシ・・・)
息子の中では、「100円が9コで900円」「10円が6コで60円」「1円が8コで8円」という各々の事実は分かっても、それが繋がらないんだろうね。。。
こういう概念については、ゆっくりジックリやっていくしかないな、と悟りました。地頭のいい子ならこういうのが当たり前に分かるんでしょうね。
1年生の学習内容ってパッと見は簡単そうでも、概念の理解はなかなか難しいような気がします。だから低学年のうちは表面上は学力に差がないように見えても、少しずつ差が広がってきて高学年になると学力の差がハッキリ分れる・・・オソロシイ。
家では極力、実際のお金やお菓子・果物なんかを使って具体的に「数」を体感してもらいつつ、単純計算の反復練習をしていくのが無難そうです。
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