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『小学生のうちに身につけたい! 「勉強」のキホン』を図書館で借りてみました。
「中1ショック」&「反抗期」までに親がやるべきこと、ということで、小学校高学年の保護者向けの本かな、とは思ったものの読んでみることに。
アマゾンだったかどこかのレビューで「もうすぐ中学生になる子供が勉強に不安がっていたから子供に読ませた」みたいなことが書かれていたんですけど、確かに、子供がそういう目的意識を持ってこの本を読めばすごくタメになる!!けど、これを親が読んで子供に実践させることが可能かどうかは・・・子供による。
この本のコンセプトは、「中学生になって反抗期を迎える前、つまり、小学生のうちに勉強の仕方を身につけさせましょう」ということなんですけど、小学生だからって親の言うことを素直に聞くかな??
確かに中学生よりは聞くはず。
我が息子なんて年がら年中反抗期だから、「無理だよー、身につけさせらえないよーorz」と思ったけれど、中学生になったらもっと言うことを聞かないということを考えるなら、息子がもう少し成長したら少しずつ実行していかないと手遅れになるやもしれない。。。
ただ、本の内容自体は難しくありません。
「やるべきこと」と「やらせちゃだめなこと」を実践すればいいだけです。
勉強のやり方 7つの基本ルール
基本ルール1
学校の授業をしっかり聞く
⇒学校の面談で確認
⇒通知表は各教科の一番上の評価欄をチェック
そう、学校の勉強なんて基本の基本なんだから、学校の授業をシッカリ聞いて理解して、宿題で定着させれば済むことなんですよね。で、家ではちょっと難しい問題に挑戦してみる、ってのが私の理想だったんですけど、現実は違った・・・
息子は宿題をするのも一苦労。
三角形とか四角形とかちんぷんかんぷん。「学校の授業聞いてるの?」「シッカリ授業を聞きなね!」と言っているんですけど、担任の先生に授業態度を聞いたら「集中力があまりないですね・・・」だとさ。もちろん、通知表の学習意欲は3段階中真ん中です。
【関連記事】小学2年生の個人面談、1番の問題は学習面
基本ルール2
ノートを整える
⇒問題と問題の間は1行開ける
⇒日付と問題情報を書く
息子のノートの取り方はメチャクチャです。
改行もしないし、そもそも字が汚くて何が書かれているのか不明。
ノートを家で見返したこともない。
さらに無駄に余白ページが沢山orz
【関連記事】小学2年生男子のノートの使い方が贅沢すぎる話
もうすこし成長したら、ノートに日付を書くことと、教科書のページ数を書くように指導するところから始めたいと思います。
基本ルール3
正しく「覚える」
⇒「短く」「早く」が基本
⇒まずは読んで覚える
⇒5分~10分の制限時間を作る
⇒漢字等は「ミニテスト」を実施する
これ、私が勉強するときも使えるな。
漢字はまず「読み」からね。
基本ルール4
正しく「解く」
⇒教科書や参考書を見ずに解く
⇒マル付けは1ページずつ
⇒間違えた問題にチェックをつける
⇒半分解けなければ覚えなおす
息子はすぐに採点したがるタイプなので、これはまぁまぁ実践できているかな。
というか、出来ないくせに間違えることを恐れるタイプ。
※『教科書ピッタリテスト』がおすすめ
基本ルール5
正しく「解きなおす」
⇒仕上がるまで1冊をやりこむ
これは出来ていません。
息子ができるレベルのドリルを探すのに苦労しています。
なので、ここら辺は色々なドリルの中から息子が出来そうな問題を寄せ集めた家庭学習ノートで対応しています。
既に学校で習った問題でないと出来ないから、1冊をやり込むとしたら、単元別問題集か、前学年の問題集が無難かな。
基本ルール6
わからなければ調べる
⇒まずは自分で調べる
⇒教科書(インターネット)で調べる習慣をつける
これは小学2年生の我が子には難しい・・・宿題が「分かんなーい」と言った息子に「教科書を見てごらん」と促すも、見たためしがありませんorz
基本ルール7
調べても分からなければ質問する
⇒まずは自分で調べてもらう
⇒質問したこと自体をほめる
息子の場合は「質問」というよりも、「答えを教えろ」に近いですね。「おかーさん、これ、どういうこと??」「意味わかんない」ばっかりなので、「どこが分からないの?」「ちゃんと読んで」というと発狂モードなので、これももう少し成長を待ってから・・・
小学生のうちに身につけたい
「基本ルール」の他に「応用ルール」「取り組んではいけない危険な勉強法ワースト5」「中学入学までに必ずマスターしたい要点」や、「親が心がけたい学習サポート」などが本書では紹介されています。
続きが気になる方は是非、本を読んでみてください。
オススメの問題集も紹介されているので真似しやすいです。
書いてあることは多分、「あぁ、それならやってる」と思うことが多々あるけれど、改めて気づかされることも多いし、少なくともこの本に書かれていること(と言っても、年齢によってはすぐに実践しやすい)ができれば、「勉強している風」な無駄な勉強をする確率を下げることが出来ると思います。
もっとも、低学年よりは高学年の子が実践するような内容ですが、息子が高学年になって本を読める子になった暁には自分でこの本を読んでもらいたいなと思いました。
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