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『「やる気」を科学的に分析してわかった小学生の子が勉強にハマる方法』を読んでみました。
これ、図書館で予約して何十人も順番待ちしていて、やっと借りれたんですよね。
以前読んだコチラの本と同じ方が書かれています。
というか、今回読んだ本があまりにも順番待ちが多かったので、すぐに借りられそうなコチラを先に読んだとも言う。
たださ、どの育児・教育本を読んでも思う事。
「そんなに上手くいかないよ」
本の中では、なんだかんだで親の言う(誘導)通りに子供が動くんだもん。
でも現実はそんなに上手くいかない。
この本の作者は塾の先生なんですけど、この先生みたいに親じゃない他人が子供達に「勉強にハマる方法」を実践してくれればある程度の成果はあがるだろうな、と思いました。
勉強にハマる4つの源泉
で、どうやって子供を勉強にハマらせるか、というと、やる気の4つの源泉「ARCSモデル」を活用するんだとか。
A⇒Attention(注意)
勉強にワクワクさせる
R⇒Reason(理由)
勉強に「やりがい」を感じさせる
C⇒Confidence(自信)
「自分もできそう」と思わせる
S⇒Satisfaction(満足感)
「勉強してよかった」と実感させる
勉強にワクワクさせる
これは「勉強」という言葉を子供にとって魅力的な言い方に変えよう!というものです。本の中では「算数」を「パズル」と言おう!とありました。
ドリルを1つ解いたらシールを貼って、シールが増えたらキャラクターが強くなる、という「育成ゲーム」みたいにさせよう、とか、まぁ色々なアイデアは書かれてあるんですけど、実線するのは結構な手間だなと感じました。
我が息子は、小さいころからシール貼りに興味がないので向かいないですね。
トイレトレーニングでシール貼りをやっていた家庭ならできるかも??
この章で真似できるとしたら「〇〇クイスをしよう!」と声かけをすることかなぁ。
早速「漢字クイズやろう!」と言って息子を誘い、息子もあまり乗り気ではなかったもののなんとかやってくれたんですけど、私の想像のナナメ上をいくだけでした。
勉強に「やりがい」を感じさせる
この章の最終目標は、子供自身に「勉強は楽しいからやる」と感じさせることなんですけど、コレ無理ゲー。
そもそもそんなことを思える子供がいたら、この本を手にとってないし。
最初は、適切なご褒美で勉強させていき、少しずつ「楽しいからやる」に持っていく、ということなんですけど難しいですね。
とりあえず、「目標は子供自身に決めさせる」。
これはなるほどな、と思いました。
「自分もできそう」と思わせる
この章は勉強させる内容についての言及です。
子供の実力以上に難しい問題をさせること(パニックゾーン)は悪手でしかない。
実力よりほんのちょっと負荷をかけるのがいいそうな。
これはその通りですね。
だから息子には復習中心でやらせています。
復習なのに負荷がかかってますからね・・・
「勉強してよかった」と実感させる
この章は、親が子供の「努力の過程」を褒めて、子供に「勉強してよかった」と実感させよう、という内容です。
これに関しては、以前読んだ『子供の褒め方・しかり方は共通している』の方が詳しく書かれているかな。
という感じで、知的好奇心が殆どない子に勉強にハマってもらうのはなかなか難しいな、と感じました。
作者の塾では、この「ARCSモデル」を取り入れているとのことで、ならこの塾に入れたいよ!とは思うものの、近くにないからどうにもならん。
できそうなところだけかいつまんで取り入れていけたらなと思います。
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