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図書館で予約してから半年以上が経ち、やっと私の順番が回ってきた『中学受験を考えたときに読む本』を読んでみました。
この本は、5人の教育のプロへのインタビュー形式で行われています。
ちなみにその5人とは、小川大介さん、齋藤達也さん、安浪京子さん、宝槻泰伸さん、竹内薫さん。インタビュアーは矢萩邦彦さん。
私が知っているのは、『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』の小川大介さんと、きょうこ先生で有名な安浪京子さん、だけですがね。
『中学受験を考えたときに読む本』は中学受験否定派なのか?
この本は結構ぶっちゃけトーク炸裂しています。
「しなくていい苦労、苦痛、挫折とかを味わわせながら12歳にたどり着かせるという集団塾主導の受験プロセスは、不健康だと思う」
「スポーツや習い事と中学受験の二足のわらじは基本的には厳しい(天才レベルなら可能だけど超絶例外)」
「おすすめできる塾はひとつもない」けど、塾のカリキュラムに乗らないと受験は難しい。
後半なんて、中学受験なんて必要あるのかな?というスタンスですからね。これを読んでも本当に中学受験しますか?という感じの本に思えてきました。
息子は中学受験に向いていない気がする
私は息子に公立中高一貫校に行って欲しいなー、中学受験してほしいなー、と思っていたんですけどね、色々な中学受験本を読んで段々とこう思うようになってきました。
⇒今まで読んだ中学受験関連書籍レビューはこちら
我が息子、中学受験向きじゃないかも・・・
中学受験は早熟な子が有利とよく言われています。
自分で将来を見据えて自発的に勉強ができる子、とでもいいましょうか。
女の子はコツコツ型だからある程度小さい頃からでも立ち位置が見えるらしいのに対し、男の子は大化けするから予測不能と言われていますが、大化けするかどうかを差っ引いても息子は幼いと思います。
高校受験で間に合えば御の字、大学受験までには目覚めてくれると良いな、ってタイプじゃないかな・・・と予想しています。
もうね、母親の言うことを聞く素直さが皆無だし、ちょっと難しい問題が出てくるとすぐに投げ出すし、そもそもにし全く考えようとしない、考えることに楽しさを見出さない感じなので、中学受験向きじゃないんだろうな、と。
ただ、たまに自ら勉強に興味を抱くこともあるけれど、大抵はその情熱がすぐに消えるので持続しないしな。
毎日たった5分程度の勉強すらも、気が乗らないとやろうとしないし・・・来週から宿題もはじまるし、どうなるんだろうねコレ。ここでキチンと勉強習慣を身に着けてもらわないとお先真っ暗・・・中学受験以前の問題であります。
この本は、まさに「中学受験を考えたときに」一度読んでおくといいかもしれない本でした。親の心構えとか、今の塾業界はこんな感じだけどやっぱり塾に頼らないといけないし、それでもいいですか?などなど、中学受験について改めて考えさせられる本です。
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