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『日本人の9割が知らない遺伝の真実』という本を読んでみました。
「子供の学力は親からの遺伝」という話はネット上にゴロゴロと転がっているけれど、本当に遺伝なのか疑問に思っていました。そんな疑問に答えてくれたのがこの本なんですけど・・・
「子供の学力は親からの遺伝」というのは本当らしい。
両親共に優秀でも、たまたま子供に受け継がれた遺伝子が良くないこともあるけれど、両親共に優秀ではない遺伝子を受け継いだ子供よりは、優秀である確率が高い、みたいな。
「トンビがタカを産む」状態は、親の遺伝子自体は優秀なのに、それを発揮する機会がなく自分自身も自分が優秀と気が付かなかったパターンか、たまたま良い遺伝子ばかりが良い塩梅で子供に受け継がれたパターン、ってことなんでしょうね。
裕福な家庭の場合は、子供に色々な経験をさせられるから、子供の才能を発見する機会が多い。逆に、裕福でない場合は、親がよっぽど工夫をしないと、なかなか子供が何の才能を秘めているのか分かりずらい。
だけど、お金を稼ぐ力は親の経済力よりも遺伝の影響が大きいとも書かれていました。
で、我が息子はどうなのか?
今のところ、夫と私の平均値な気がします。
私は要領は良いけど努力の仕方が分からないタイプ、夫は要領はすこぶる悪いけど努力はするタイプ。息子は、「要領は良くはないけど夫程悪くはない、自分の興味のあることには努力を惜しまない、だけど飽きっぽいタイプ」そんな気がします。
学力が親からの遺伝であることを考えると、息子に対してすこぶる高い学力を期待するのは難しい。というか、地頭の良さは期待できないから、上を目指すには相当の努力を要するだろうことが予想できます。
まぁ、男の子なので、どこに何のスイッチがあるのか、いつスイッチが押されるのかは未知数。
親に出来ることは、できるだけ色々な経験をさせてあげて、息子にどんな才能があるのか、何に向いているのかを一緒に模索してあげること、かなと思います。
子供の能力が遺伝子に左右される、ということが分かると、やっぱりコレが気になる。
⇒GIQ子ども能力遺伝子検査
「遺伝の真実」は知っておいて損はないので、子を持つ親は一読しておくと今後の参考になるかもしれません。
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