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大分前に録画した『未来のミライ』を見ました。
これは息子の時間つぶし用に録画したもので息子は既に見たんですけど、私は初めて見ました。映画公開当初、よくCMが流れていたから”子供の話”なんだなというのは分かっていたけれど、私の想像とはまるで違う内容でした。
私の想像は、未来のミライちゃんとお兄ちゃんである4歳の男の子との冒険ファンタジーかと思ったら、4歳の男の子が主人公でミライちゃん自身は殆ど出てこないのね・・・
で、この主人公である4歳の男の子「くんちゃん」が相当イライラさせられる。
まるで7歳の我が息子を見ているようで、実にイライラする。
この映画、誰に向けて作ったものなの?
親に対して「子供に愛情を注げよ」というメッセージなのか、それとも、子供に対して「ワガママばっかり言っているんじゃないよ」というメッセージなのか・・・正直、この映画で何が言いたいのか分からんかった。
ただね、この「くんちゃん」が息子ソックリであり、「くんちゃんのお母さん」が私ソックリなのには驚いた。
「くんちゃん」は突然妹がやってきて親の愛情を妹に取られたという背景があるけれど、我が息子は一人っ子。つまりよ、くんちゃんは妹がくるまではイイコだったのか?と思うわけです。息子は赤ちゃん返りの幼稚園児のような性格がデフォルトなのか・・・
「くんちゃん」の両親の態度を見ていると、そんな態度じゃ子供も余計に反抗するよね、と客観的に見ていて分かるけど、「くんちゃん」みたいにイチイチ親に反抗して嫌がらせするような態度を取っていたら、そりゃ両親もああいう態度になるよ、とも思う。
この映画はある意味私にとっては反面教師なのかもしれない。
この映画のお陰で、私も息子にもっと寄り添う態度を取れば、関係は修復していくだろう、と。
幼稚園児の頃も、同じような記事を書いたことがあります。
その時も息子に優しくしないと!と頭でわかっているけれど、同じ事を何回も言わせられたり、ワザととしか思えないくらい嫌がらせな態度をされると優しくするのが難しいんですよね。
それでも出来るだけ穏便に接するように努力しているんですけど年齢が上がるにつれ、「それくらい自分でやって!」ということや、「何千回同じ事を言わせるんだ!(年齢が上がると言う累積回数が単純に増える)」ということが多々あり、やっぱりイライラしちゃうわけで。
息子は私が思っている以上に私を求めているみたいです。たった数メートル先にあるお風呂場に行くにも「見送って」と手を繋いでくるし、一緒に寝ることを要求するし、自分が見ているテレビを一緒に見ることを求める。
正直なところ、それくらい一人でお願いしますよ、私は私のやりたいことをやりたいんですよ、と思うし、息子にも訴えてはいるけど、ここはもう息子はそういう性格なんだと受け入れた方がお互いに穏便に過ごせると思うので、暫くはそれで様子を見ていこうと思います。
『未来のミライ』はイライラさせられる映画だったけど、私と息子の関係を客観的に見る良い機会だったかもしれません。
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