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家族でデニーズに夕飯を食べに行こうとしていた時のこと。
急な予定変更により、デニーズよりもロイヤルホストの方が場所的に都合がいいね、ということで、ロイヤルホストに行くことになりました。
そしたら息子が「デニーズに行きたかった!!」とブー垂れ開始。
まあさ、息子の中では頭がデニーズでいっぱいだったんだと思うさ。でも、本当にのっぴきならない事情があったからしょうがないじゃん・・・お子様低アレルゲンメニューだったら、デニーズもロイヤルホストも変わんないじゃん・・・
と思ったけれど、私側の事情だった為、トコトン息子の駄々こねに「共感」してみることにしたのです。
「デニーズに行きたかった!!」は、ロイヤルホストに入る前からずーっと言っていて、入ってからも、注文するときも、ロイヤルホストの店員さんがいようとお構いなしに連呼していました、
私が「ロイヤルホストにしよう」と言い出したから、「おかあさんが勝手に決めた!(おかあさんは嫌だ)おとうさんがいい!」とプンスカ怒っております。
そこで、「デニーズに行きたかった!!」と言われたら「デニーズに行きたかったね・・・」と共感する。それでも「デニーズに行きたかった!!」としつこく言うので「ごめんねー、今度行こうねー」と言う。
あまりにもしつこく「デニーズに行きたかった!!」と言っていたので、夫が「じゃあ1人で行け!」と怒り出したけれど、私はひたすらに「行きたかったねー、ごめんねー、今度行こうねー」と答えてしました。
何回くらい言ったかな・・・10回くらいは繰り返したかな。そしたら突然に息子の態度が柔らかくなって、急に素直になったのです。
それまでは息子が食べられないチョコのデザートを「おとうさんにあげる」と言っていたのに、「おとうさんにはあげない。おかあさん、どうぞ」と言ってきたり、「食事をするときは上着は脱ごうね」と言ったら、頑なに脱がなかった上着を脱いだし、「共感」ってスゴいわ。
この「共感」、育児書ではよく見る子育て法で、私も息子が未就学児だった頃は「そうだね、〇〇したかったよね」と共感してみたんですけど、上手くいったコトは殆どありませんでした。
そう、いつも2,3回言っても息子がグズグズし続けると「しつこい!」「うるさい!」と結局イライラして怒っちゃってたんですよね。
2,3回くらいで言うことを聞いてくれればラッキーで、この「共感」戦法は、子供が落ち着くまではしつこく言い続けなければいけなかったのだ。
育児書では「そうだね、〇〇したかったよね、今度しようね」と言えばすぐに子供が言うことを聞く風味に書かれていたから、「全然言うこと聞かないじゃん!育児書なんてやっぱり理想論だわ!!」と思っていたもんです。
育児書に、「最低でも10回は言う必要がある場合もあります」とか「イライラしても共感し続ける態度が必要です。共感できず、子供に怒鳴ってしまうこともあるかもしれません」とか書いておいてくれれば良かったんだけどね。
ってことで、イライラする気持ちを持たず、ひたすら子供に寄り添って「共感」していれば子供は落ち着く、ということを学ぶことが出来ました。
これからも、なるべく怒らずに、極力息子に寄り添う言葉かけをしていきたいな、と思いました。ただ、これには母親の心の余裕と忍耐力が必要です。5回に2回くらい穏便に解決できれば上出来かな・・・
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